結婚費用は誰が出す? 結婚マネー

結婚式は、多くの人にとってはじめてのイベントであり、何度も行う行事ごとでもないので、どうしたって「失敗したくない」イベントです。

そんな初めての行事を、育った環境も違うであろうカップル(とその親御様たち)が一緒に準備するなんて…考えただけでクラクラします。

結婚式を悩ます大きな問題の1つは、費用のこと。損もしたくないし、ゲストには満足して帰ってもらいたいし。

そして新郎新婦同士、ご両家同士、一番すり合わせが必要なのもまた「お金」まわりのコトです。

結婚式の費用は、折半?

それとも、ドレス代は私が払うべき?

圧倒的にうちのゲストが多いから、費用は人数で割ったほうがいい?

30歳近い娘・息子でも、結婚費用の援助はしたほうがいいのかしら。

結婚式の費用は、新郎?、新婦?、それとも親御様が出す?

そもそも、結婚式にいくら遣った? 結婚に向けて貯金はあった? どのぐらい貯めてた?? から、ご祝儀の総額まで、下世話だけど大事な結婚にまつわるお金をクリアにしていきましょう。

結婚費用は一体いくらかかる? 結婚費用の平均

Photo by Samantha Gades on Unsplash

ゼクシィ結婚トレンド調査によると、結納、挙式、披露パーティ、二次会、新婚旅行といった「結婚費用」としてかかった金額は、約420万円*「ゼクシィ 結婚トレンド調査2022調べ」全国平均

挙式、披露パーティだけでみると約347万円でした。

ここ数年のコロナ禍で、新婚旅行費用がおおよそ半分に減少しましたが、2023年以降はまた回復すると思われます。

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結婚に向けて二人の貯金はいくら?

結婚資金
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ゼクシィ結婚トレンド調査によると、約88%のカップルが結婚に向けての貯金をされていました。*「ゼクシィ 結婚トレンド調査2022調べ」全国平均

そう、今の結婚世代は結婚に向けて、自分たちで貯蓄をされている方が多いんです。

結婚費用のための貯金の平均額は、約297万円*「ゼクシィ 結婚トレンド調査2022調べ」全国平均

これはあくまで「結納、挙式、披露パーティ、二次会、新婚旅行」を含む、いわゆる結婚費用として貯められていたもの。

令和のカップルは自分たちで結婚費用の大半を貯めつつ、プラスαとして親御様からの援助も…といったスタイルがみえてきます。

親からの援助はアリ? ナシ? 結婚費用は親にも頼る?

結納

親・親族から、結婚費用の援助があったと答えた方は約77%*「ゼクシィ 結婚トレンド調査2022調べ」全国平均

結婚費用には、結納、挙式、披露パーティ、二次会だけでなく、新婚旅行も入るので、新婚旅行のお小遣いに…のようなのも入ります。

とはいえ、およそ8割のカップルが親御様やご親族からの援助を受けているようです。

結婚費用援助の金額は、約178万円*「ゼクシィ 結婚トレンド調査2022調べ」全国平均

あくまで平均額なので、寄与度の高いカップルがいらっしゃるのかもしれませんが、それでもざっくり半分の結婚費用を賄えそうな援助額です。

ちなみに援助額1位は、石川・富山・福井の北陸エリア。なんと200万円以上、親御様からの援助が!(あくまで平均ですが…)

また首都圏のみのデータですが、親御様からの援助額についてはコロナ禍で特に大きな増減はありませんでした。

したがって、「金銭的な援助」よりも、どちらかというと「お祝いとして」の援助だと推測されます。

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ぶっちゃけご祝儀はみんないくら貰った? ご祝儀の平均

wedding ceremony
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挙式・披露パーティを行ったカップルの結婚式御祝儀は、総額で約180万円。*「ゼクシィ 結婚トレンド調査2022調べ」全国平均

挙式、披露パーティ費用が約347万円(*「ゼクシィ 結婚トレンド調査2022調べ」全国平均)だとすると、実に半分ぐらいがご祝儀でまかなえてしまう状態です。

だからといって、ご祝儀を当てにしての結婚式はオススメできません。

1つだけ理由をあげるとすれば、多くの結婚式場では、事前精算なので結婚式までに支払いを済ませる必要があるからです。

「ご祝儀で支払えますよ」なんて軽々しく伝えるプランナーさんがいらっしゃったらお気をつけください。

結婚マネー【まとめ】

「ゼクシィ 結婚トレンド調査2022調べ」の全国平均によると、結婚にかかったお金、貯蓄額、親からの援助額、そしてご祝儀の総額は以下のとおり。

  • 結婚費用(結納〜挙式・披露パーティ・二次会、新婚旅行)約420万円
  • 結婚に向けて貯金をしているカップル 約88%
  • 結婚費用としての貯蓄平均額 約297万円
  • 親・親族からの結婚費用の援助があった 約77%
  • 結婚費用の援助の平均額 約178万円
  • 挙式&披露宴をおこなった際のご祝儀 約180万円

ここからも分かることは、今のカップルは「結婚費用」の大半を自分たちで準備している方が多いこと。

SNSやネットなどで簡単に、結婚にまつわる【リアルなお金】の話も知ることができる時代。情報を得て、しっかりと貯蓄されているようです。

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