結婚式の前撮りをはじめとする、多種多様なフォトプラン。
正直いって、迷いませんか？
やったほうがいいのか、やらなくてもOKなのか。やらずに後から後悔しないか？
花嫁の口コミサイトなどの意見はさまざまだし、個人の考えやシチュエーションによっても変わるだろうから、結局は自分たちで決めることになります。
ちなみに、プランナーである私は前撮り、しませんでした。時間が確保できなかったのが大きな理由。
周りのウェディングプランナーや、ドレススタイリスト、ヘアメイク、カメラマン、その他結婚式を生業にしている人たちに聞いても、前撮りをやった人、やらなかった人、半々ぐらいでした。
もう、ほんまに人それぞれです。
だから今回は、客観的に前撮りやロケーション撮影などのメリットとデメリットを、ウェディングプランナー目線で羅列してます。
前撮りするか、しないかは、人それぞれ。お二人＆家族で話し合って決める。
ただ、やって後悔、やらなくて後悔、しないための参考になれば嬉しいです。
そもそも、前撮りとは？フォトウェディングとは何？
今や成人式、七五三でもおなじみの前撮り。
特に成人式では、前撮りが当たり前。やらない女の子を探すのが難しいぐらいです。
そもそも前撮りとは、成人式や七五三、そして結婚式などの当日より以前に写真撮影をすること。
もちろん結婚式の前撮りも年々増加中で、前撮りに加えて「ロケーション撮影」「ロケーションフォト」「ロケフォト」などと呼ばれる、結婚式を挙げる会場・式場以外で撮影するフォトも人気です。
コロナ禍でさらに注目を集めるようになったのが「フォトウェディング」。
フォトウェディングとは挙式・披露パーティなど、いわゆる結婚式をおこなわない代わりに、写真撮影をするカタチを言います。
写真撮影なら、花婿花嫁さまだけ、もしくはご家族だけで可能なので、コロナ禍でも余計な心配や気苦労をする必要がありません。
記念の写真も残せて、さらに結婚式を挙げるよりもリーズナブルにできる、良いこと尽くめです。
結婚の写真といっても、いろんな種類や呼び名がありますが、今回は結婚式を挙げるカップルが前撮りを行う際のメリット＆デメリットをみていきましょう！
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結婚式の前撮りをするメリット
- 結婚式当日に着ないドレスや和装で撮影ができる
- ドレス決定の際に迷ったドレスで撮影し、写真だけでも残すことができる
- 時間をかけて撮影ができるので、写真が苦手な方もだんだん表情が良くなる。結果、良い写真が残せる！
- 挙式当日に比べカット数も多く、ゆっくり撮影ができる
- いろんなパターンで撮影ができる
- SNSにいろんな写真をアップできる
- WEB招待状、ウェルカムボード、映像演出などに写真を使える
- 挙式当日と同じヘアメイクさんなら、ヘアメイクリハーサルも兼ねることができる
- 結婚式当日と異なる季節の写真が残せる(たとえば6月挙式のカップルが桜の時期に前撮りをするなど)
- 結婚式場内での前撮りなら、会場の至る所で撮影ができる
- ロケーション撮影なら、イメージに合ったシチュエーションで撮影できる
前撮りプランの内容は各会社・会場によって異なりますが、一般的に考えられる前撮りのメリットは、いろんな衣装を着られることと撮影に時間をかけられること。
写真が苦手なカップルでも、たくさん撮られていくうちにだんだん慣れていきます。
ロケーション撮影であれば、場所を変えての写真も残せる上、小物などをアレンジしながらいろんなパターンで写真が残せるのも、撮影時間をかけられる前撮りならでは。
また結婚式のシーズン以外の写真が残せるのも前撮りの大きなメリット。
たとえば春夏に結婚式予定の花婿花嫁なら、2月の梅や3月下旬の桜のシーズンに和装の前撮りを行うと、結婚式の時とはまた違った趣きの写真が残せます。
１月2月3月に挙式予定の方も、12月中に前撮りすると、クリスマスイルミネーションやクリスマスツリー前での撮影もできます。
イメージの違う写真を残せることは、前撮りの大きなメリットです！
結婚式の前撮りをするデメリット
- お金がかかる
- 前撮りをするためにお休みを取るなど、日程調整が必要
- 挙式当日よりたくさん写真を撮るため、当日撮影よりも撮影時間がかかる
- ロケーション撮影（ロケーションフォト）なら雨や暑さ・寒さなど、天候にも左右される
- 前撮りプランによっては衣装代が別途かかる
- カット数が多いため、選ぶのに時間がかかる。迷う。つい色々購入してしまう。
前撮りのデメリットで１番に考えられるのは費用面。そして撮影日程の確保。
前撮りをするために、お金と時間の確保が必要なことは大きな負担になる可能性もあります。
屋外での撮影であれば、思い描いていた天候や風景になれば良いのですが…そうならないことも、自然相手では多々あります。
また撮影プランの衣装代をしっかりチェックしておかないと、着たいドレスや和装は別料金、なんてこともよくある話。
格安料金につられて申し込んだけど、最終的には料金が跳ね上がったなんてことも。
写真撮影だけだから、なんて思わずに、ちゃんと見積もりも出してもらいましょう。
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前撮りのメリット＆デメリット【まとめ】
前撮り、ロケーション撮影のメリットは、
- たくさんの写真が残せる
- 当日着ないドレスや和装の写真を残せる
- 撮影にゆっくり時間がかけられる
これが最大の魅力。
対して、前撮りのおもなデメリットはこんな感じ。
- お金がかかる
- 撮影日を確保しなきゃいけない。仕事のお休みを取る必要があるかも。
- いっぱい撮影するから、当日の撮影より時間もかかる
ネットの口コミやら友達のアドバイスなど、いろいろあるかもしれませんが、最終的には花婿さまと花嫁さまで話し合って決めましょう。
こういう、いわゆる”お迷い案件”を１つずつ話し合って決めていくことは、今後の結婚式準備、結婚生活でとっても重要！ ぜひしっかり迷って、ちゃんと話し合って決めていきましょう。
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