ホテルは宿泊がメイン業種ですが、中には「婚礼部門」を有し、ウェディングサービスを提供しているところもあります。
多くのホテルは立地がよく、アクセスが良い、また施設の充実度から、幅広い年齢層に受け入れられやすい会場の1つ。
ゼクシィ結婚トレンド調査2021によると、22.4%がホテルでの披露宴・披露パーティーを行っています。
でも1970年年代ごろ〜1990年代ぐらいまでは「結婚式といえばホテル」で行うことが一般的。圧倒的なシェアを誇っていました。
1990年代ごろから、さまざまな結婚式場の登場により、現在ではホテルも結婚式をおこなう会場の「選択肢の1つ」という位置づけになっています。
ホテルの挙式は「館内」「館外」どちらもOK!
ホテルの挙式は、館内や館外(ガーデンなど)に併設された「チャペル」や「神殿」で行うことができます。
人前式なら、ロビーや披露宴会場(バンケット)、ホテル内のガーデンなどでも可能。もちろん、チャペルでも。
さらに、「外式」といって、神社や教会などホテル以外の場所で挙式を挙げて、披露宴はホテルで行うこともできます。
今ではホテルと神社や寺院などがコラボしたプランも出ていたり、挙式会場とホテルをシャトルバスやタクシーでの送迎サービスがあったり、と外式も気軽にできるようになっています。
ホテルウェディングのメリット
宿泊できる!遠方ゲストが多いと、宿泊施設や駐車場があるホテルは便利。
ホテルウェディングのメリットはたくさんありますが、やはり宿泊できたり、駐車場やラウンジ、美容室、写真室など、施設面の充実が圧倒的メリット!
それに、知名度やアクセスの良さ。利便性の高さが魅力!
アクセスの良さは、当日のゲストにもメリットですが、新郎新婦さまが打ち合わせなどで通うにも便利!
ホテル内で、ほとんどの商品・サービスを提供できるところも大きなメリットです。
ホテルでは、【料理・ウェディングケーキ】【ドリンク】【披露宴会場をはじめとするスペース】は、自社で提供し、その他の商品やサービスは各業者から提供されることが一般的。
(ちなみに、この3つをフード、ビバレッジ、ルームの頭文字をとってFBRといいます)
衣装、装花、写真など、これらはすべて外部業者から選び手配しますが、ホテル館内に店舗を構えている場合もあり、ホテルで商品サービスの選択・手配などができます。
ちなみに、ホテル館内に店舗を構えている場合は「インショップ」といいます
たとえホテル内にショップがなくても、ほとんどの関連商品・サービスはホテルの婚礼部門や、ブライダルフェアを通して手配することが可能。
だから結局、ホテルでの打ち合わせで、すべてが決められます。
新郎新婦さまにとってはとても便利ですよね。
もっとホテルウェディングのメリット!
検定ではあまり触れられませんが、「大人数の披露宴ができること」もホテルのメリット
100名を超える披露宴・披露パーティーでは、ホテル一択。
ゲストハウス系でも可能な会場はありますが、正直いって多くのゲストハウスでは「無理して100名以上のゲストがいける」感じ。
「余裕で100名以上いける」ホテルとは、やはり一線を画します。
新郎新婦さまからは見えにくいですが、厨房の体制、サービススタッフの体制から考えても、大規模披露宴ができるのもホテルのメリット。
逆に、少人数で使用できる披露宴会場(バンケット)もあるので、会食会などでも利用可能。この幅の広さもホテルのメリット!!!
また、ホテルの中の「レストラン」でのウェディングは、ホテルの利便性を満喫しつつも、レストランのアットホーム感も味わうことができます。
【まとめ】ホテルウェディング
プランナー検定対策として【ホテル】分野で覚えておいてほしい点は以下のとおり。
一言「ホテル」といっても、さまざまなスタイル、コンセプトで運営されています。
だから検定で問われるのは、普遍的な特徴。
他の婚礼会場との比較で出題されることが多いので、ホテル以外の特徴も押さえておきましょう!
コメント