仏前式とは【プランナー検定対策】

仏前式とは、仏教の作法により行われる挙式です。

1893年(明治36年)仏教学者の藤井宣正が日本初の仏前結婚式を挙げていますが、現在も一般的に広く行われているというよりは、僧侶をはじめ寺院関係者の婚礼で選ばれる挙式スタイルです。

全国(推計値)

キリスト教式 50.9%
人前式 26.7%
神前式 18.3%
仏前式 0.6%

ゼクシィ 結婚トレンド調査2021調べ

日本では仏教徒が多いので、信仰する宗教での挙式となると仏前式が一番メジャーになるはずなのですが、日本はイメージや着たい衣装などが優先されています。

仏前式を選ぶカップルは、新郎新婦共に、もしくはどちらかが寺院関係者ということがほとんどです。

ただ奈良や京都などの有名寺院などでは、そのお寺に憧れがあるカップルが仏前式を選ぶことも。

日本ならではの厳かな挙式は、これから人気が出るかもしれません。

【検定対策】ポイント
  • 細かいところよりも、概要が出題されやすい
  • 啓白文朗読、念珠授与この2つは要チェック
  • 式次第は神前式の内容と混同しないように

挙式スタイルの概要として出題されるか、神前式と一緒に出題されることが多いです。

特に式次第の儀式が、【神前式】【仏前式】とで混同しやすいので注意しましょう。

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神前式はどこで行う?

仏前式

仏前式はお寺が圧倒的に多いですが、お寺以外の場所に、僧侶を招いて行うこともできます。

  • 菩提寺の本堂、寺院
  • 自宅
  • ホテルなど

僧侶を招いて寺院以外でも挙式ができる点は、正誤問題でも出しやすいところです。引っ掛からないようにしましょう。

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仏前式の式次第例

念珠授与

宗派などによって異なるので、式次第はあくまで一例です。

式次第一例
  • 入堂
  • 啓白文けいびゃくもん朗読敬白とは仏に報告すること。司婚者が仏前に向かって結婚を報告
  • 念珠授与ねんじゅじゅよ新郎新婦が数珠(念珠)を受ける。仏前式で最も大切な儀式。一般的に、白い房のついた数珠は新郎、新婦には赤い房のものが授与される。
  • 指輪の交換…本来は指輪交換の儀式は無いが、希望があれば行う。
  • 誓約の辞
  • 焼香…司婚者、媒酌人夫妻、新郎新婦が焼香を行う。家族・親族も行う場合もある。
  • 式杯「誓杯」とも。三三九度とほぼ同じ要領。
  • 司婚者説法
  • 合掌、礼拝
  • 退堂

啓白文朗読、念珠授与、式杯、この3つは出題されやすいです。

また、指輪交換も希望があれば取り入れてくれること、検定では正誤問題で出題されやすいので覚えておきましょう。

【検定対策】仏前式まとめ

細かいところよりも、全体をざっくりおさえておけばOK。

【検定対策】ポイント
  • 細かいところよりも、概要が出題されやすい
  • 啓白文朗読、念珠授与この2つは要チェック
  • 式次第は神前式の内容と混同しないように

時間がどうてしても無ければ、神前式の対策に時間をしっかりかけて、仏前式を捨てる、というのも検定合格においては1つの選択。

あくまで最終手段ですが。神前式を完璧にしておくほうが、点数は取れる可能性が高いです。

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