近年、人気のゲストハウス/邸宅型会場について特徴を押さえておきましょう。
ゲストハウス/邸宅型会場のみで出題されることは少ないですが、他のタイプの会場と一緒に比較しながら出題されることが多い項目です。
加えて「冠婚葬祭互助会」についても、そのしくみを知っておきましょう。
ゲストハウス/邸宅型会場とはどんな結婚式場のこと?
ゲストハウス/邸宅型会場とは、ざっくり2つの種類があります。
1つは、豪奢な邸宅や、迎賓館、海外の豪邸などをイメージしてつくられた会場などのこと。
一軒の邸宅、または複数の邸宅を集合させて村をつくるような”ヴィレッジ型”の会場もあります。
2つ目は、昔の華族、政治家や大富豪たちの邸宅、別荘をリノベーションした会場。
文字通りもともとゲストを招く迎賓館的な役割で作られた邸宅や別荘もあります。
結婚式を行う専門式場として運営されている場合もあれば、レストラン営業と婚礼ビジネスを行っている場合もあります。
ゲストハウスウェディング/邸宅ウェディングのはじまり
ゲストハウス/邸宅型会場の登場は、2000年代に入ってから。
一軒家を貸し切る、というイメージがアットホームな結婚式を行いたい、という新郎新婦のニーズにマッチしてあっという間に人気スタイルの1つになりました。
挙式スタイルは、キリスト教挙式、人前式が一般的。
婚礼を専門ビジネスとしているところが多く、多くの会場では自社で料理&ウェディングケーキ、ドリンクを提供できます。
他にも写真やフラワー、ドレスショップも自社で運営しているところも。
自社で賄えない商品・サービスは、外部業者と提携して提供しています。この部分はホテルと同じです。
互助会系のゲストハウス
冠婚葬祭互助会が経営母体のゲストハウス/邸宅型会場もあります。
冠婚葬祭互助会とは、いわゆる”保険”と同じしくみ。加入者が毎月一定の金額を積み立て、結婚(または葬儀)の際にサービスを受けられるシステムです。
冠婚葬祭互助会が結婚式場を経営しており、その会場を利用する際には、かなりお得になります。
積立金額+αの金額がもらえたり、結婚式費用が割引になったり…サービス内容はさまざま。
戦後の日本では冠婚葬祭にかける費用を賄うために、多くの人が加入していましたが、現在はそれほどでも無くなっています。
とはいえ、豊富な資金力を活かして、もともと運営していた結婚式場をゲストハウスに建て替えたり、新たにゲストハウスを建設する互助会もあります。
だからゲストハウス/邸宅型会場の中にも、冠婚葬祭互助会が運営しているところがあるのも珍しくありません。
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【まとめ】ゲストハウス/邸宅型会場
ゲストハウス/邸宅型会場が単体で出題されるより、ホテルや専門式場、レストランなど他の会場タイプと一緒に出題される傾向が強いです。
だから特徴だけなく、違いもチェックしておきましょう。特にホテルとの違いや共通点は把握しましょう。
たとえば、サービス・商品の提供の仕方は共通点があるが、挙式は、神殿を併設しているホテルも多いので、ホテルなら神前式も可能です。
各会場の特徴を押さえつつ、共通点・相違点をまとめると良いでしょう。
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