ブライダルに関わるビジネス【プランナー検定対策】

今回はプランナー検定対策に出題される「ブライダル関連ビジネス」についてお伝えします。

過去の出題傾向からチェックしておきたいのは以下の3つ。

  • 婚活関連
  • ブライダルエージェント関連
  • プロデュース会社

加えて、テキスト第4版から追加となった「フリープランナー/フリーランスプランナー」についても押さえておきましょう。

暗記しておくというよりは、変遷や現状を把握しておけばOK。

プランナー検定対策 一覧

ブライダル関連ビジネス1:婚活・お見合い関連

ブーケにブルーを入れるのもおすすめ。 Photo by Inna Lesyk on Unsplash

結婚したいのに相手がいない!結婚したいと思える相手に巡り会えない

希望条件に合う人と出会えない!

仕事が忙しくて出会いがない!

晩婚化が進む中、結婚したいのになかなか相手に巡り会えない…といった人たちが増えています。

この背景を元に、結婚相手を見出す機会をつくるビジネスが「婚活・お見合い関連ビジネス」であり、近年は利用者も増加、さらに利用もオープンになっています。

おもな婚活・お見合い関連ビジネス
  • お見合い
  • 婚活パーティー、街コン
  • 結婚相談所
  • マッチングアプリ

親や親族、上司、仲人等からの紹介で行われることが多い「お見合い」は、恋愛結婚以前は一般的でしたが、現在はその他の婚活ビジネス利用者が増加しています。

出会いのきっかけがマッチングアプリやネットだと、以前は「公表しない」「出会いの方法は親には内緒」と隠される傾向の新郎新婦さまが多かった印象です

でも今は、出会いのきっかけがネットやアプリだとしても、オープンにされる方が多いです

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増加の背景には、女性の社会進出があります。働き続ける女性が増え、自分で自由に使えるお金が増えた結果、自己投資を惜しまない女性が婚活ブームを支えていると言われています。

特に親と同居の場合は、家賃や食費等がかからない分、惜しみなく自己投資にお金を掛ける傾向があり、婚活に対しても費用を掛けられると言われています

また婚活サービスは、再婚希望の方に対しても同様に提供されています。

むしろ、最初から個人個人の背景がつまびらかになっていることで、安心感があるのかもしれません。

ビジネススタイルの特徴
  • 登録制が多い
  • マンツーマンまたはパーティー形式で、実際の出会いの場を提供
  • おもにネット・アプリでの紹介や出会いを提供

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ブライダル関連ビジネス2:ブライダルエージェント

ファーストダンス
Photo by Marius Muresan on Unsplash

ブライダルエージェントとは、結婚式場を紹介するビジネスです。

一般的にブライダルエージェントは、ホテル・専門式場やゲストハウス等の会場と提携しています。

ブライダルエージェントの担当者は、新郎新婦様の希望や条件等を確認した上で、会場の紹介、情報提供、会場見学/下見の予約などのサービスを提供してくれます。

結婚式場の数が多いから、自分たちの希望を伝えて、絞り込んで会場紹介してくれるから便利!

しかも下見の予約とか面倒なことを、無料でやっくれる!

紹介してもらった会場で仮予約を入れたけど、他の会場で決めた時、エージェントで仮予約のキャンセル連絡もしてくれました。気まずい連絡をしなくてよかったから助かりました!

紹介した会場から紹介手数料(コミッション)を受け取るため、新郎新婦さまには無料でサービスを提供できるというビジネスモデルになっています。

ブライダルエージェントでいくつかの会場を紹介・下見の後、新郎新婦さまが決定した会場から、ブライダルエージェントは紹介手数料をもらう。 ©atelier hauoli

このようなエージェントは、駅ビルや百貨店等にカウンターを設けていることが一般的でした。

現在でも百貨店の上階にカウンターを設置しているブライダルエージェントもありますが、インターネットやアプリを通じてサービス提供を行っているエージェントも増えています 

またブライダル情報誌がサービスの延長上に、エージェント業を行っている場合もあります。

ブライダル関連ビジネス3:メディア

ブライダル情報誌、ウェブサイト、SNSやアプリなど、情報収集のために必要なメディアも多数あります。

現在は一方的に情報発信するだけでなく、メディア側から提供されるサービスも多様化しています。

会場紹介を行うエージェント業務をおこなっているメディアがあったり、

自分だけのウェディングプランニングが管理できるシステム等を提供するメディアも。

また新郎新婦さま自身が、インタグラム等SNSや花嫁ブログ、プレ花嫁ブログなどを参考にするだけでなく、オンラインによる結婚準備サービス、見積もり診断、式場変更に伴うサポート等に関するサービスの利用によって、自分自身で結婚式をセルフプロデュースすることも可能になりつつあります。

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ブライダル関連ビジネス4:結納関連

結納

婚約の儀式の1つである結納

現在、結納式は省略される傾向が強くなっています。

「ゼクシィ 結婚トレンド調査2022」によると、結納式を行ったカップルはおよそ9%。地域別にみると都市圏ほど実施される数は少なく、最も高い九州でもおよそ19%です。

とはいえ、初婚のみや20代カップルに限定すると、まだまだ一定数行われている日本の慣習です。

結納式に使用される結納品は簡略化されたものも。また結納品のセット販売や、レンタルとしても提供されています。

結納は地域やまたお家柄などによって伝統・慣習も異なることも多く、”正式”とされる方法もさまざま。

結納に関わるビジネスは、それら慣習や伝統も考慮してすすめていく必要があります。

ブライダル関連ビジネス5:プロデュース会社

Photo by KOBU Agency on Unsplash

プロデュース会社は、その文字どおり結婚式のプロデュースを行うのですが、その業務形態は千差万別です。

プロデュース会社業務例
  • 新郎新婦さまと直接契約をして、ウェディングの準備〜当日の施行業務
  • ウェディング準備〜当日施行業務の一部を請け負う
  • 既存のホテル・専門式場・ゲストハウス・レストラン等と契約し、そこでのウェディングの業務を請け負う
  • まったくウェディングに利用されたことのないスペースでの会場づくり〜準備〜当日施行まで
  • ウェディングの施行には関わらず、新郎新婦に対して提携会場を紹介・案内することを主業務とする

実際の結婚式をプロデュースする企業から、エージェント業務のみ行う会社まで、営業形態はさまざまです。

ブライダル関連ビジネス6:フリープランナー/フリーランスプランナー

Photo by Thomas William on Unsplash

ホテル・専門式場・ゲストハウスやプロデュース会社で経験を積んだ後、独立し個人でウェディング業務を請け負うフリープランナー(フリーランスプランナー)も増えてきました。

既存の結婚式場やウェディングスタイルとは異なるスタイルや場所でのウェディングを望む新郎新婦さまが増えていたことで、フリープランナーの需要も高まっています。

以前はPRには資金力も必要でしたが、今はSNSを有効活用することで、自身の経験やアイディアを提案する機会やPRする手段も増え、フリープランナー活躍の場も広がっています。

フリープランナーの中には、様々なホテル・専門式場・ゲストハウス・レストラン等と契約して、ウェディングの業務委託を請け負う場合もあります。

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【まとめ】ブライダル関連ビジネス【プランナー検定対策】

検定で取り上げられる「ブライダル関連ビジネス」は以下6つ。

  • 婚活関連
  • ブライダルエージェント関連
  • メディア(結婚情報誌、ウェブサイトなど)
  • 結納関連
  • プロデュース会社
  • フリープランナー/フリーランスプランナー

この6つのブライダル関連業務の中でも、出題傾向が高いのは「婚活」「ブライダルエージェント」「プロデュース会社」の3つです。

また「フリープランナー/フリーランスプランナー」は、新しい項目としてテキストに追加されたところなので、今後出題されると予想されます。

プランナー検定対策だけでなく、ブライダル業界への就職活動・転職活動のヒントになると嬉しいです。

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