住んでいるエリアを離れて、高原や山、海など、自然の中で行われる挙式を「リゾート挙式」「リゾートウェディング」と呼んでいます。
その中でもここでは【国内のリゾート地】で挙げられる挙式をを取り上げます。国内リゾート挙式も、その他の会場スタイルと一緒に出題されることが圧倒的に多い分野です。
上記に加えて、特徴、国内リゾート挙式のメリットやデメリットもチェックしておきましょう。
会場スタイルは、確実に得点が取れる範囲なので、取りこぼしの無いように!
国内リゾート挙式の人気エリアは?
国内リゾートは、居住地域によって人気エリアは多少異なりますますが、パンデミックを経て全国的な人気ランキングは以下のとおり。
首都圏では軽井沢が若干沖縄を上回る結果でしたが、東海より西のエリアでは圧倒的に沖縄が人気。関西でも50%が沖縄でした。 *ゼクシィ結婚トレンド調査2022
2位には関西からのアクセスが良いとは言えない軽井沢が入りました。
アクセスが悪くても軽井沢がランクインするぐらい、リゾートウェディングとしての軽井沢人気は健在です。
そこに沖縄ウェディングが飛躍的に伸びたことで、「リゾートウェディング」という新しいジャンルが確立したと言ってもいいでしょう。
国内リゾートウェディング飛躍のきっかけ
国内リゾート挙式ブームのきっかけとなった出来事は、2001年米国同時多発テロ事件です。
このテロ事件によって、海外ウェディングを予定していたカップルが渡航を断念。
同じようなロケーションを求めて、国内のリゾート地を代替地としたことで、国内リゾート挙式の人気が高まりました。
特に沖縄のリゾート挙式組数は、
1999年 200組 ⇒ 2006年 およそ6,000組
なんとたった7年で30倍のUP!!!
*財)沖縄観光コンベンションビューロー調べ
非日常的な美しいロケーション、全国の空港からのアクセス、アットホームなウェディングへの転換期など、さまざまな要因があるとはいえ、テロ事件の影響はとても大きかったと言えるでしょう。
ホテルやゲストハウスも沖縄に続々と進出し、受け入れ体制が整ってきたことも大きな要因。
また国内リゾートであれば、言葉の問題もなく、家族をはじめとするゲストが過ごしやすいのも魅力の1つです。
他にも、全国のいろんなエリアで飛行機が就航しているリゾート地であることも大きなポイントかもしれません。
その後、2020年の新型コロナウィルス感染症により、国内リゾートも大きな打撃を受けました。
とはいえ、海外挙式に比べると、(当たり前ではありますが)やはり国内リゾート挙式が先に復活しつつあります。
リゾートウェディングの結婚式スタイル
リゾートウェディングの場合、普通の結婚式に比べてゲスト数も少なく、少人数な挙式がほとんど。
挙式は「キリスト教挙式」「人前式」が多いです。(京都や奈良、鎌倉などでの神前式、仏前式もあります)
挙式に加えて、会食や宿泊を兼ねた過ごし方を希望するカップルに人気です。
海外ウェディングだと、言葉の問題がネックになっていたけど、国内リゾートではそれが無いので安心!
美しい海や、清々しい高原など、非日常感も味わいながら、言葉や習慣などの不便なことも無い国内リゾート挙式は、新婚旅行を兼ねる、または家族旅行を兼ねるアットホームなスタイルとして、支持されています。
ただ、現地での打ち合わせ回数が限られるため、確認作業は念入りに行う必要があります。
会場によっては都市部でも相談会やブライダルフェアを行って、相談しやすい環境をつくっています。
アイテムやサービスも、現地のショップ等と提携しているものを提供する場合もあれば、都市部のショップ等と提携し提供するところもあります。
特にドレスショップは、都市部のショップや全国展開しているショップと提携して提供しているところが多いです。
フォトツアーとしても沖縄は注目エリア!今後ますます沖縄ウェディングの人気は高まると思います
【まとめ】国内リゾート挙式
国内リゾート挙式の検定対策【まとめ】です。
まず最低限、検定用に覚えておいてほしいのはこちら。
【人気エリア】軽井沢、沖縄
【増加のきっかけ】2001年アメリカ同時多発テロ事件により、海外挙式を断念し、国内リゾート挙式への変更から
これに併せて、特徴も押さえておきましょう。
- リゾート地ならではの非日常的なロケーション
- 挙式スタイルは、キリスト教挙式、人前式が多い
- 家族中心、家族&友人などの少人数
- 会食や宿泊も兼ねる。いわゆる家族旅行、新婚旅行を兼ねることもできる
- 海外と比べ言葉の壁や、習慣の違いもない
- 頻繁に現地で打ち合わせすることができない
コメント